新しく開業した仙台市地下鉄東西線の2000系電車の研修用の原寸大の模型を製作しました。
リニアモーター式の線路は実際使用されているものと同じものが置かれています。
車両模型は、緊急時の乗降用スペースで開口が空いておりますが、伊達政宗の兜の「前立て」をイメージしたという前面の三日月形のラインはアルミの磨き出しも、その下のやや黒い部分はよろいの黒漆塗りをイメージしている部分も 忠実に再現しました。
運転席の操作機器類も、出来るだけ細部まで再現しました。
鉄骨枠に コンパネを張っていきます。
コンパネを張った後に、タッカー部分跡をパテ処理にて平滑に仕上げます。
現場の時間短縮のため、工場にて1回目の塗装を仕上げておきます。
ここまで仕上げて、一度解体して、現場に設置します。
現場搬入状況です。これが今回の一番の課題でした。
しっかりとした養生が 現場の進捗の鍵を握ります。
ここからは、パワー勝負です。
傷がつかないように搬入して、組立です。
塗装仕上げ作業です。
この作業で、細部にわたって再現していきます。
一番苦労したのは、電車の駆動部です。