この度は、多賀城市様より令和6 年に1300 年を迎えた多賀城創建プロジェクトにおいて、
【多賀城市内の駅等へ装飾】【多賀城記念モニュメント】【多賀城ウエルカムガーデン】
の3 事業にて看板製作・シート工事・基礎工事等で携わらせていただきました。
多賀城駅・国府多賀城駅・陸前山王駅・大代公民館に1300年装飾としてシート工事をいたしました。
EV シャフトに、ウォーホル調のシートを貼付しました。シートの色味が駅内に彩りを添えることができました。
北側階段には多賀城創建のロゴが中央にはいった迫力のあるシート、南側階段には階段横の柱を利用して言葉入りのシートを貼付いたしました。北側、南側と駅の入口階段に設置したため、多賀城を訪れた方々をお迎えする玄関として、迫力のある仕上がりとなりました。
駅内の入口上壁面に、看板を設置いたしました。取り付け箇所が駅入口上部壁面で最も人の出入りが多い箇所だったので、落下防止の対策をしっかり行いながら施工いたしました。
大代公民館隣のガードレールに、⾧さ9m の看板を設置いたしました。ガードレールに設置することで、車・自転車での移動の方、通行人の方と幅広く存在をアピールすることができました。
東北芸術工科大学生が制作されたパブリックアートの【基礎工事】と【案内板製作】を行いました。
このパブリックアートは、
印=権威の象徴
歌=訪れた人々が残していったもの
痕=土地に刻み込まれる思い
weave history=歴史を紡ぐ
といった、多賀城のこれまでの歴史に思いを馳せるとともに、時の流れをこれからも紡いでいくという願いを込めて制作されているそうです。
モニュメント自体は学生さんが現地で組み立てるとのことだったので、基礎工事に関しては、モニュメントを見に来てくれる方はもちろん、モニュメント自体への傷や倒れる危険性に配慮し、安心・安全を心がけながら施工いたしました。
【案内板】
案内板に関しては、東北芸術工科大学教授の方々と何度も打合せをし、どうしたら作品の横で違和感なく寄り添える形になるか、角度や文字の色による読みやすさの調節など試行錯誤を重ねました。最終的には、作品の邪魔をしないシンプルな案内板を製作することができました。
市民の有志の方と地元企業等、行政が共同してつくられたガーデン、【多賀城ウエルカムガーデン】の案内看板を製作・設置いたしました。看板製作では、環境に配慮した材料として木材で製作いたしました。落ち着いたブラウンを使用することで多賀城の風土に合う提案ができたかなと感じております。
お花畑・プランターへ設置する際には風で倒れないように、通行人にけがのないように安全に配慮しております。
【お花畑】
【プランター】
今回は1300 周年の機運醸成プロジェクトに関わらせて頂くという、弊社でもとても珍しい案件でした。自分自身、多賀城市在住なので楽しみながら提案・施工させて頂きました。
多賀城市創建1300 年を記念しまして、多賀城市の今後が明るいものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
またこの場を借りて、携わって頂いた関係者様各位へ心より御礼申し上げます。