このたび、仙台市地下鉄 南北線 八乙女駅の駅舎屋上の駅名標の改修工事を施工しました。
開業から30年以上が経過し、劣化がみられる表示面と内部照明のLED化・防水対策をいたしました。
工事箇所が、建物の絶壁部分でバスターミナル内の駅への連絡階段の直上となるため、安全対策及び仮設対策に細心の注意を払い、施工計画を選定しました。
仮設足場設置期間中に、大雪や地震があり、緊急の足場の点検を行い、ハラハラしましたが、倒壊防止措置で壁つなぎや、丈夫で鉄骨に控えをとっていたので、強固な足場で安心しました。
既存の蛍光灯撤去の上、LEDを設置しました。
施工箇所は、線路と同じ地盤高で、施工中の脇を電車が走る、非常に特殊な作業現場でした。
看板板面は、強化ガラスです。特注品のため、運搬・設置ともに非常に気を使いました。
筐体の内部の防水対策として、ステンレスの庇兼用の屋根を製作・設置しました。
今回の現場では、品質管理はもとより、市民の大切な移動手段である地下鉄の駅舎のため、安全管理に十二分な配慮をもって施工しました。貴重な経験と施工実績になったと思います。